小規模企業共済加入のおすすめ

 小規模企業共済とは、国の機関である中小機構が運営する小規模企業の経営者や役員、個人事業主などのための積み立てによる退職金制度です。
 掛金が全額所得控除できるなどの税制メリットもあります。今回は当制度のポイントを簡単にご説明します。

1.掛金は加入後も増減可能、全額が所得控除

 月々の掛金は1,000~70,000円まで500円単位で自由に設定が可能で、加入後も増額・減額できます。確定申告の際は、その全額を課税対象所得から控除できるため、高い節税効果があります。

2.共済金の受取りは一括・分割どちらも可能

 共済金は、退職・廃業時に受け取り可能です。共済金の受け取り方は「一括」「分割」「一括と分割の併用」が可能です。一括受取りの場合は退職所得扱いに、分割受取りの場合は公的年金等の雑所得扱いとなり、税制メリットがあります。

3.低金利の貸付制度を利用できる

 契約者は、掛金の範囲内で事業資金の貸付制度を利用できます。低金利で、即日貸付けも可能です。

 掛金の支払時にも共済金の受取時にも税制のメリットがあるため、ご加入をおすすめしています。

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