IT導入補助金2023②

 今回は、令和5年3月28日より受付が開始されたIT導入補助金2023の通常枠(A・B類型)、セキュリティ対策推進枠の概要をご説明します。

1.通常枠(A・B類型)

 ①補助対象となる事業者
  中小企業・小規模事業者等であること。

 ②目的
  自社の置かれた環境から強み・弱みを認識、分析し、把握した経営課題や需要に合ったITツールを導入することで、業務効率化・売上アップといった経営力の向上・強化を図っていただくことを目的としています。

 ③補助率
  A類型 1/2以内 補助額5万~150万円未満
  B類型 1/2以内 補助額150万~450万円以下
  ※ソフトウェアにおける月額・年額で使用料金が定められている形態の製品(サブスクリプション販売形式等)は最大2年分の費用が補助対象となります。

2.セキュリティ対策推進枠

 ①補助対象となる事業者
  中小企業・小規模事業者等であること。

 ②目的
  サイバーインシデントが原因で事業継続が困難となる事態を回避するとともに、サイバー攻撃被害が供給制約や価格高騰を潜在的に引き起こすリスクや生産性向上を阻害するリスクを低減していただく事を目的とし、独立行政法人情報処理推進機構が公表する「サイバーセキュリティお助け隊サービスリスト」に掲載されているいずれかのサービスが対象となります。

 ③補助率
  1/2以内  補助額5万~100万円  

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